雄浜、繁殖活動中!!(2011.04.30~05.03)
2011年 06月 21日
雄浜は、数少ない自然交配可能な雄パンダとして産房で活躍していますので、逢うのは毎年大変ですが、今年は初日にいきなり逢うことが出来ました。
太陽産房の南側のエリアで下を向いてタケノコを食べているパンダを発見!!特徴ある大きな団扇耳と長い鼻、すぐに雄浜とわかりました。
もっと眺めていたかったのですが、初日はとにかくどこに誰がいるのか調べるのが第一と思い、太陽産房をぐるりと回って見ている間にいなくなってしまいました...。相変わらず移動の激しいエリアです。
「今日こそはじっくりと見よう!!」と意気込んでやってきた翌5月1日、朝一番に外に出ていた秋浜と入れ替わりに出てきたのは雄浜でした\(^^)/。こうしてみると、荒々しくライバルパンダとケンカしたり、繁殖行動をとっているような雰囲気は見えず、まだあどけない子供っぽささえ感じてしまいます。
昨日と同じ場所で、おいしそうにタケノコを食べています。正面を向いてくれているのが嬉しいです。
雄浜や秋浜が今回暮らしているエリアはこんな感じです。正面から見ているにもかかわらず、いかに木の葉が邪魔になっているかがおわかりかと思います。パンダの日陰ならやむを得ないのですが、あるのは我々の真上...。人間側ですから、せめて目の前にたれている枝葉だけでも何とかならないかなと思っちゃいました。
気を取り直して、真っ正面に回り込みました。小柄に見えますが、永明と体重が変わらないところまで成長しました。
ブレブレですが、アップにしてみました。永明ゆずりの長い鼻が目立ちます。
そして相変わらずのクリッとした優しい目(^^)。正面から見ると、丸い顔の輪郭が梅梅にますますよく似てきました。
少しだけ反対を向いてくれたので、雄浜ファンの為に背中を向けたショットも紹介します。
約1時間ほどかけて、我々にタケノコを食べるシーンをゆっくり見せてくれた後は、遥か遠くの出入り口付近のやぐらに登って...。
これぞ正しいパンダ生活!!ぐっすりと眠ってしまいました。この後全く起きませんでしたので、この日はこのまま太陽産房を後にしました。たっぷりと雄浜の姿を見ることができて大満足です(^^)。
翌日雄浜は外に出てきていなかったため、次に逢うことが出来たのは最終日の3日でした。どうやら同じ場所で秋浜と雄浜を入れ替えで外に出しているようでした。
この日はタケノコではなく笹が用意されていました。雄浜は、笹のそばまでやってくると...。
こちらに背を向けて食べ始めました(>_<)。
ちょうどこの岩がもたれやすそうですもんね。"今日が最終日なのに...、こっち向いてくれないかな?"と思いながら30分近く粘っていると、
ついにこっちを向いてくれました\(^^)/。しばらく笹を食べるシーンをお楽しみください。
雄浜は今年、ブログ等で公表されているだけで、既に2頭の雌パンダ(大双、慶賀)と自然交配に成功しています。3年ぶりの子供が誕生するかもしれませんね。朗報を楽しみにしています。