とうちゃんの白浜パンダファミリー動画集
2012-08-20T20:57:53+09:00
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南紀白浜アドベンチャーワールドのパンダファミリーを楽しく観察しています
Excite Blog
【NEW】良浜子育てライブ映像公開中!!(2012.08.17)
http://giantpanda.exblog.jp/17884501/
2012-08-20T20:52:00+09:00
2012-08-20T20:57:53+09:00
2012-08-20T20:52:01+09:00
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未分類
良浜と赤ちゃんの様子は、パンダランドを手前側から入ってすぐの屋内運動場右上、天井近くにモニターでライブ公開されています。たまに公開が途切れることがありますが、開園時からナイトライブの時間までほぼ常時公開されています。今までにない大サービスです\(^^)/。
すぐ奥(左隣)には生パンダ(この日は海浜陽浜)がいるからでしょう。モニターに気づかずに素通りしていくお客さんがかなり多かったです。その分、梅梅の時の公開産室よりもゆっくりと長時間見ることができました。
夜間営業のこの日、結局収録時間を見ると全列移動観覧を除く約6時間も良浜母子の様子を眺め続けました(^^;)。というのも、以前申し上げましたがこの時期は赤ちゃんの保温が第一なので、良浜が赤ちゃんを見せることはほとんどないからです。
それでも運が良ければこの通り!!良浜が赤ちゃんを抱っこしたりなめたり、優しく赤ちゃんをくわえて寝返りをしたりする姿を見ることができます(^^)。
そんな良浜のすっかりベテランとなった子育ての様子を動画でご覧下さい。
たまたま通りがかったラッキーなお客さんの歓声や、隣の海浜陽浜を紹介しているアナウンスが入っていましたので、今回は音声を消させて頂きました。ご了承下さい。
次回こそは海浜陽浜のお誕生日会を紹介いたします。もうしばらくご容赦下さい。]]>
【NEW】良浜出産おめでとう!!(2012.08.11)
http://giantpanda.exblog.jp/17859102/
2012-08-13T02:11:41+09:00
2012-08-13T02:11:41+09:00
2012-08-13T02:11:41+09:00
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良浜その他
※サイドバーの出産記事番号の部分"10)"をクリックするとソース記事を見ることができるので、詳細はリンク先のアドベン公式HPをご参照下さい。
8月11日は海浜陽浜の誕生日のため、元々アドベンに行く予定にしていました。とてもいいお誕生日会だったのですが、編集が間に合わないので次回報告します。そのお誕生日会の最後に、前日の8月10日に雌の赤ちゃんが生まれたことが報告されました。
お誕生日会が終わると、このようなポスターが園内各所に貼られました。
そして昼過ぎのマリンライブに行くと、下のような良浜出産のお知らせ映像が流れました。
もちろん良浜と赤ちゃんは非公開なので直接見ることはできませんでしたが、夜になりビッグオーシャンのナイトマリンライブ「Passion」の始まる前に、良浜産室のライブ映像が流れました!!
良浜は落ち着いたものです。すっかりベテランですね。残念ながら赤ちゃんの姿は見ることができませんでしたが、この時の様子も動画でお楽しみ下さい。
ひょっとすると翌日以降もナイトマリンライブの時にライブ映像が見られるかもしれませんね。また近いうちにチェックしに行こうと思います。]]>
【NEW】熊猫列伝~娅娅と子供たち~(2012.05.01他)
http://giantpanda.exblog.jp/17795712/
2012-08-09T22:57:00+09:00
2012-08-10T21:12:00+09:00
2012-07-24T22:10:24+09:00
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番外編
”良浜おめでとう!!” 詳しくはサイドバーを参照下さい。
今年のGWに成都基地を訪れたときに見たこの光景。
既に1歳半となった仔パンダを7頭も引き連れて、
時にはどこにいるかもわからないほど、仔パンダたちにもみくちゃにされながらも、立派に保母さん役をこなしているこのパンダ、もうご存じの方も多いと思いますが、パンダフルライフ等を通じて日本でも有名になった"娅娅"です。今回はこのスーパーマザー娅娅の子供たちについて紹介していきます。ご存じの方は、子供たちの近況も含めて振り返り、改めて楽しんで頂ければ幸いです。
まずは簡単に娅娅自身のプロフィールを振り返ります。娅娅は1990年8月24日生まれの今年22歳。母は慶慶(Qing Qing)、父は川川(Chuan Chuan)です。父の川川は野生出身ですが、有名な上海動物園にいた川川とは同名の別パンダです。娅娅の父である川川は、夭逝した子を含めると10頭の子供を設けました。一方、母の慶慶も13頭の子供を全て無事育て上げた記録を持つ”英雄の母”で、1988年から1989年にかけて来日し、約3ヶ月半の間アドベンで飼育されていたこともあります。
娅娅も子沢山の父母の血統を受け継ぎ、現時点で13頭の子供を出産し、孫も既に14頭生まれています(うち子供1頭、孫4頭は夭逝)。それでは、いよいよ娅娅の子供たちを紹介します!!
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・・・と意気込んでみたものの、娅娅が最初に生んだ双子には逢ったことがありません(^^;)。ライブカメラでは何度も拝見しているんですけどね。
第1子の洋洋(Yang Yang)は1997年9月9日の今年15歳。誕生日から付けたのでしょう。幼名を九九(Jiu Jiu)といいます。有名なパンダなのでご存じの方が多いと思いますが、1999年11月からアトランタ動物園に長期ブリーディングローン中です。洋洋は美蘭、喜蘭、阿宝たちのお父さんでもありますよね。残念ながら洋洋と同日生まれの第2子は夭逝しています。
顔を見比べて頂くと、より愛着がわくと思いますので、アトランタのYoutubeで見つけた洋洋の動画を貼ってみました。
続いて、2回目に生んだのも双子で、1999年9月9日生まれと見事に9が並んでいます。今年13歳の雌の姉妹で、名前を娅老大(Ya Lao Da)と娅老二(Ya Lao Er)といいます。姉妹が逆に書かれている文献が中にはあるのでややこしいのですが、名前から普通に考えて、ここでは娅老大が姉で娅老二が妹だと紹介しておきます。
我々が成都に訪れるときはいつも繁殖期のため、雌パンダにはなかなか逢えません。娅老大を撮ったシーンは2008年まで遡ります。
第3子の娅老大は、現在まで3頭を出産しています。アイパッチが太めで真ん中でくびれており、右足のつま先に白い毛があることが特徴です。この写真の約一ヶ月後の2008年6月に繁殖のため陝西省珍稀野生動物危救飼育研究センターに貸し出しされ、2008年8月に無事双子を出産しています(片方は雄の楽楽、もう1頭は夭逝)。約一年後の2009年3月に成都基地に戻り、2009年8月にも雌パンダを出産しています(芝芝)。
一方の娅老二は、蜀慶との血統交換で2001年4月から重慶動物園で暮らしています。重慶に行ったことがないので、娅老二の写真は下記中国保護研究中心(臥龍/碧峰峡)HPの記事でご了承下さい。一番上の檻に入っているのが娅老二です。
http://www.chinapanda.org.cn/blog.php?id=597
記事で記載されているように、娅老二は重慶動物園では母と同じ名前の娅娅と呼ばれています(ややこしいですね...)。現在までに3男2女の5頭を出産しています(うち2頭は夭逝)。ちなみに、カナダへ長期ブリーディングローン予定の雄パンダ"二順(Er Shun)"は、この娅娅と呼ばれている娅老二が産んだ第3子です。
2001年8月20日の3回目の出産もまたまた双子!!今度は雄の兄弟で、今年11歳になる"娅祥(Ya Xiang)"と"娅光(Ya Guang)"といいます。
兄の娅祥は、福州動物園にいた福福との血統交換で2012年3月に成都側から臥龍側に完全移籍となりました が、さっそく翌4月には朶朶(朵朵:Duo Duo)と共に石家庄動物園に貸し出されてしまいました。行方を追いかけるのも大変なほどのめまぐるしさですね...。娅祥は成都基地在籍時に逢うことができませんでした。石家庄到着時の記事に名前付きで写真が載っていますので、下記URLより参照下さい。
http://report.hebei.com.cn/system/2012/04/29/011846893.shtml
第6子で弟の娅光は、2010年4月より温州動物園に出張中です。私はその前年の2009年4月に成都動物園で逢ったことがあります。余談ですが、秋浜が成都動物園に出張していたときのお隣さんです。
この兄弟にはまだ子供がいませんが、特に娅祥は血統交換で移籍したことですし、これからの繁殖を期待しています。
娅娅にとって4回目の出産は2002年8月28日でした。またもや双子で今度は姉妹、"娅星(Ya Xing)"と"娅双(Ya Shuang)"といいます。ただ、2頭とも病弱だったため、無事成長出来るか懸念されていました。そこで、同じく病弱だった前年の2001年に生まれた娅娅の妹"慶賀(Qing He)"と3頭一緒に幼年エリアで暮らしていました。
時は流れて2007年。2004年班の中で1頭だけ手の付けられない暴れん坊の雄パンダがいました。まだ2~3歳のパンダならば同級生で同じエリアで過ごすことが普通なのですが、"年長で体格の大きいパンダたちと一緒にさせればおとなしくなるのでは?"と考え、このやんちゃ坊主"勇勇(Yong Yong)"を先ほどのおとなしめの雌パンダ3頭と同じエリアで過ごさせることにしました。これがパンダフルライフでお馴染み"おとぼけカルテット"誕生のいきさつです。
今回は娅娅と子供たちの列伝ですので、話を娅星と娅双に戻します。最初病弱が懸念されたこの姉妹も立派に成長し、もう今年10歳になります。
第7子の娅星はその後2011年に初めての子供を授かりました。名前を星美(Xing Mei:メス)といいます。娅星は初産にもかかわらず、星美だけではなく成功(Cheng Gong)の子である和琪(He Qi:メス)も一緒に育児をしています。
一方の娅双は、今まで子宝に恵まれていませんが、今年も月亮産房で繁殖活動頑張ってます!!
ちなみに、娅双は木に登って寝ていることがよくありましたZzz...。
次に出産したのは翌2003年の9月6日。白浜ファミリーの長兄、雄浜との間に2008年に子供(大毛)が生まれたことでも有名な、毛毛(Mao Mao:正式名は福娃、メス)を紹介します。
毛毛は現在までに2男1女を出産しており、今年のGWに成都を訪れたときには、太陽産房の母仔園で自分の娘の”君君(Jun Jun)”と大双が生んだ双子の姉妹の姉の方、双欣(Shuang Xin)の2頭をまとめて面倒を見ていました。すっかり育児にも慣れたように見受けられました。
初めて毛毛に逢ったのは2008年のGW。写真を見ながら振り返っていたのですが、この時すでに大毛を授かっていたわけなんですよね。丸顔の美パンダです。
そして記念すべき(!?)娅娅の第10子は雌パンダで、名前を晶晶(Jing Jing)といいます。北京オリンピックのマスコットキャラクター"福娃晶晶"から名付けられました。
晶晶は2005年8月30日生まれで今年7歳になります。2005年に成都基地で生まれたのは彼女1頭だったこともあり、みんなの愛情を一身に受けて育ちました。笑顔が愛らしいパンダですね(^^)。
娅娅の7回目の出産もまたまた雌パンダ!!5頭連続ですね。この第11子は娅仔(Ya Zai)といいます。娅仔は2006年8月19日生まれで、五一とは幼なじみ。少なくとも昨年のGWまでは五一と同じ部屋で生活していました。やんちゃな五一と良いコンビだな~と毎年微笑ましく見ていたものです。
今年訪問したときに娅仔の看板は見つけることができましたが、残念ながらそこにいたのは別のパンダだったので、娅仔には逢えませんでした。今年6歳なのでもうお年頃です。次逢えるときには子供と一緒だったりすることを密かに期待しています。
さて、ところ変わってこの写真は、成都から遠く離れた浙江省の杭州動物園です。左上が動物園の正門で、右上が熊猫館の入口です。この熊猫館にはアドベンの屋外手前とほぼ同じぐらいの広さの屋外運動場と、同じくアドベンの屋内運動場3号室(真ん中の部屋)と同じぐらいの広さの屋内運動場があります。
現在ここで暮らしているのは、マカオ石排湾公園で暮らす雄の開開の双子の弟”蜀雲”と、娅娅の第12子の娅林です。今年のGW、成都帰りに杭州動物園に寄って2頭に逢ってきました。
娅林は2008年8月24日生まれの雄パンダです。ご覧の通り小柄な顔と体に大きめのアイパッチが特徴的なパンダです。どこで覚えたのか、屋内にいるときはでんぐり返しばかりしてました(^^)。
そして現在のところ娅娅の一番年少の子は、ここ成都基地幼年エリアで娅娅と一緒に暮らしています。
いつも大勢いるので、単独でいるシーンはほとんどありませんでしたが、数少ないシーンで紹介します。
この最年少の子は、2010年9月10日生まれの雌パンダで、名前を娅韻(娅韵:Ya Yun)といいます。小柄な体に小さな顔が特徴のかわいいパンダです。
飼育下だと半年程度で親離れさせるケースもよく見かけるのですが、娅娅と娅韻はまだまだ一緒に暮らしていました。母親から多くのことを学んで、立派なお母さんパンダに成長して欲しいなと思います。
これで、娅娅の9回の出産で生まれた13頭の子供たちを一気に紹介してみましたが、いかがでしょうか。
駆け足で説明不十分なところがあったかことと思いますが、子供たちが世界中で活躍し、自分自身も子育てで大活躍中の”英雄の母”娅娅一族を知って頂く一助になれば幸いです。
動画はご存じの方も多いと思いますが、朝のタケノコタイムです(^^)。
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真真の赤ちゃんを偲んで(2012.07.17)
http://giantpanda.exblog.jp/17768820/
2012-07-17T00:37:00+09:00
2012-08-10T18:03:41+09:00
2012-07-17T00:37:43+09:00
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番外編
ことを忘れないように、赤ちゃんのことを思いながら家系図を作ってみました。
もちろん赤ちゃんの写真は直接撮っていないので、献花台のことを知らせる
Youtube記事と繋いでみました。力力&真真と赤ちゃんに至る家系を
改めて確認頂きながら、上野ファミリーのことを思いだして頂ければ嬉しいです。]]>
夢で逢えたら・・・(2012.07.13)
http://giantpanda.exblog.jp/17758491/
2012-07-13T23:39:00+09:00
2012-08-10T18:03:13+09:00
2012-07-13T23:39:40+09:00
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番外編
今日からは献花台も設置されたそうですね。あまりにも展開が急で、どうやら今回の献花台設置中には、我々は上野に行けそうにありません。
偶然かもしれませんが、昨夜は真真と赤ちゃんの夢を見てしまいました。
ちょっとした距離で、正しく上記動画ニュースで出てくる写真のように、真真が子供を抱っこしているシーンを微笑ましく眺めているところで目が覚めました。夢とはいえ、もっと長く見たかったです。惜しいことをしました。
以前書きましたが、結果的に死産子となった歓歓(カンカン)&蘭蘭(ランラン)の愛の結晶も、43時間で亡くなった"初初(チュチュ)"も、パンダの戸籍(国際大熊猫譜系号)にはちゃんと登録されていますので、今回の赤ちゃんも間違いなくパンダの戸籍に登録されると思います。標本化も検討しているとうかがいました。これらの彼がこの世に生を受けた記録資料も嬉しいですが、真真の赤ちゃんの記憶はみんなの心の中にずっと残っていきますよね。
力力も次回に備えて頑張って欲しいです。
次週あたり、落ち着いたら平常通りのマイペースブログ更新に戻ります。
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とうちゃんの独り言:
上野の真真の赤ちゃんの訃報が伝わり早くも3日が過ぎ、
週末を迎えました。既に献花台に行かれたという方も
多いのではないでしょうか。本当に今回は不運な事例でした。
前回の記事に暖かいコメントを頂いた方々への返信にも一部
引用させて頂きましたが、今回の経験を通じて、上野動物園で
飼育しているパンダは、自然交配が可能な雄パンダと
出産して母乳を与えられる雌パンダなんだということが
わかったことは大きな成果だと思います。
ところで、皆さまはシュアンシュアン(双双)というパンダを
覚えておられるでしょうか?メキシコのチャプルテペック
動物園から、当時上野動物園にいた陵陵のもとに繁殖のために
やってきたパンダです(上野滞在:2003年12月3日~2005年9月26日)。
http://www.ueno-panda.jp/history/shuanshuan.html
今回のとうちゃんの独り言は、あの双双の故郷チャプルテペック
動物園について少し紹介させて頂きます。何故メキシコ?
と思った方も、しばらくおつきあい頂ければ幸いです。
チャプルテペック動物園は、2008年に我らがアドベンに記録を
破られるまで、長い間中国以外での繁殖頭数世界一を誇っていました。
雄の貝貝(Pe Pe:1974-1988)、雌の迎迎(Ying Ying1974-1989)
という2頭のパンダが1975年に中国からメキシコに贈られて以降
下記①~⑦のパンダが生まれ、更に②の多威とロンドンから
繁殖のためやってきた雄の佳佳(Chia Chia:1972-1991)との間に
⑧が生まれたことで、合計8頭のパンダがチャプルテペックで
産声を上げています。
①勝利(Xen Li♂)1980年8月10日生まれ
8日後の8月18日に圧死
②多威(To Hui♀)1981年7月21日生まれ
1993年11月16日死亡
③亮亮(Liang Liang♂)1983年6月22日生まれ
1999年5月23日死亡
④秀華(Xiu Hua♀)1985年6月25日生まれ
チャプルテペックでの最年長記録更新中
⑤(名前なし、♂)1985年6月25日生まれ
秀華の双子の弟、2日後の6月27日に死亡
⑥(Ping Ping♂)1987年6月15日生まれ[漢字名不明]
双双の双子の兄、3日後の6月18日に死亡
⑦双双(Shuan Shuan♀)1987年6月15日生まれ
ご存じ上野ファミリーはいまも健在です
⑧新新(Xin Xin♀)1990年7月1日生まれ
中国以外では世界初の(メキシコ)国内3世代目パンダです
ご覧の通り、最初の子をわずか8日目に亡くしています。
今回の上野と同様に、当時のメキシコも祝賀ムードが
一転大きな悲しみに包まれたとのことです。
ただ、チャプルテペックに贈られた貝貝と迎迎はとても
相性の良いペアだったため、その後も上記の通り次々と
子供が生まれていきました。
※ちなみに、双子が片方しか育たなかったのは、すり替え式の
飼育法を知らなかった当時ではある程度やむを得なかったと思います。
ワシントン条約の壁に阻まれたこともあり、今では
チャプルテペックも20歳を超える雌パンダ3頭④⑦⑧を
残すのみになってしまいましたが、上野動物園も
自然交配が可能な雄パンダと、出産して母乳を
与えられる雌パンダの相性が良ければ、きっと
チャプルテペックのように悲しみを乗り越えて
一大ファミリーを築いてくれることと信じています。
ガンバレ上野!!ガンバレ力力&真真!!
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上野動物園の赤ちゃん死亡...(2012.07.11)
http://giantpanda.exblog.jp/17751019/
2012-07-11T21:12:00+09:00
2012-07-17T21:53:27+09:00
2012-07-11T21:11:50+09:00
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番外編
7日間という短い命でしたが、真真のそばできっと幸せだったはずですよね。
1日も早く真真の、そしてみんなの笑顔が戻る日が来るといいですね。
力力、真真、上野のスタッフの皆さま、夢をありがとうございます。できれば、もう公募でなくて良いので、"初初"のようなふさわしい名前を付けてあげて欲しいです。本当にお疲れさまでした。
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とうちゃんの独り言:
今回の件で、批判的な意見が随所に見られますね。不幸な結果に終わった悲しさの持って行き所がないのはよく理解出来ます。別に上野動物園スタッフの肩を持つ気はありませんが、いくら専門家がそばについていても、母親の体から生後1週間以内の赤ちゃんパンダの姿が常時見られるはずがありません。それこそ、いつも見えたら母親失格です。
私は幸浜の生後4日目、5日目(この日は夜間まで公開)の公開産室と、愛浜の生後7日目の公開産室を、公開時間中目一杯見続けたことがあります。そして短時間ですがモニター公開ではやはり生後1週間程度の梅浜永浜、海浜陽浜を見たことがあります。別に自慢したいわけではなく、何が言いたいかというと、とにかくほとんど赤ちゃんは母親の腕や頭に隠れて、いくら見ていても母親の背中や尻ばかりで、赤ちゃんはほとんど姿を見せなかったということです。考えてみれば当然な話で、この時期はとにかく保温が大事。通常母親は乳首に誘導してあげて、自分の毛で覆ってあげるからです。
保育器に置いておけば良かったという意見も、人工乳の免疫不十分と母乳搾乳のリスクを忘れています。代理母(そもそも今年はまだ世界中で他に子供が生まれていません)も代わりの母乳もない状況下では、可能な限り母親に預けて母乳を与えたいという方針は間違いではなかったと思います。
結果が全てといわれればそれまでかもしれません。ただ、残念な結果に終わったとはいえ、これ以上不毛な論争を続けて、さらに心の傷口が広がらないように願って止みません。]]>
願いはきっと・・・(2012.07.07)
http://giantpanda.exblog.jp/17741102/
2012-07-09T01:14:00+09:00
2012-07-14T00:45:30+09:00
2012-07-08T23:52:24+09:00
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海浜&陽浜その他
7月7日の朝は、あいにくの大雨でした。阪和道を南下するにしたがって雨が強くなり、みなべを過ぎたあたりでは、ワイパーの往復運動の間にフロントガラスがこのぐらい濡れるほどの雷雨になっていました。いつもの給油所が落雷?による停電で給油ができず、ずいぶんタイムロスになってしまいました...。
それでも何とか入門時には1列目をキープ出来ました。お馴染みのパンダモニュメントも七夕仕様で、笹の葉と短冊が飾られていました。
大雨は開園前に上がったのですが、段取りがあるからでしょう。この日の七夕イベントは屋内で行われることになりました。屋内運動場入口に近い通称1号室前は、短冊のメッセージを自由に取り付けられるようにいくつかの笹とパンダの形をしたメッセージカードが置かれていました。
”元気な赤ちゃんが生まれますように”といった正統派のコメントが多かったですが、子供の字のひらがなで、”おおがねもちになりたい”と大きく書かれていた短冊もあり(笑)、イベントの趣旨とは関係ないあまりの現実的なお願いに世相を反映しているなと思って笑ってしまいました。
そんなこんなで海浜陽浜です。すっかり白浜色にこんがりと茶色く育っております。七夕イベントのある9時45分は、元々つい先週までミルクタイムを行っていた時間帯です。何らかのイベントがあることはもうわかっているんでしょう。笹を食べたりしながらおとなしく待っていました。
そして開始時間になり、イベントが始まりました。まずはMCの方から、パンダランド七夕ストーリーの紹介がありました。
アドベンに詳しい方ならばご存じの通り、1994年に永明が来園してブリーディング制度が始まったこと、2000年の七夕の日に梅梅が来園したこと、そして良浜が産まれて成長し四頭を出産したこと、今春に自然交配が成功し、再び良浜に出産の可能性があること等が順に紹介されていきました。
その後、笹飾りを持った2名のスタッフが屋内運動場に入ってきました。
笹には、星形のリンゴや、ニンジンでできた短冊と輪っか綴り(短冊の輪を鎖状に繋いだもの)が一面に飾られていました。ぱっと見は普通の笹飾りですが、リンゴとニンジンだけで作ろうとすると大変だったことでしょう。
そして海浜陽浜に一つずつプレゼントです。
海浜と陽浜はこれを両手で持ち上げて、空に向かってお祈りを捧げる・・・
はずもなく、いつも通り海浜は仰向けに寝っ転がってしまいました(^^;)。
更に陽浜はそもそも受け取ろうとせず、挙げ句の果てには足下に置いたまま食べ始めました。飼育員さんもせめて前を向いてくれるように誘導するのが精一杯です。
イベント自体は、このあとお客さんが書いたメッセージを一部読んで紹介し、今日のパンダの配置を説明したところで終了しました。
この日、他のパンダたちの様子はどうだったかをこの後紹介します。
※年齢順に並べ替えたので、時系列的には矛盾がありますがご了承下さい。
まず、梅浜永浜は屋外運動場の手前側でした。
この日は比較的仲良く居る時間帯が多く、笹を食べたり水を飲んだりするシーンの他に、やぐらのてっぺんでミストにあたってお昼寝をしていました。
続いてはこの黄昏れている後ろ姿です。この日のバックヤードも担当してもらった明浜です。
明浜はどこか落ち着きが無く、狭いやぐらの上でゴロゴロしてはお客さんの笑いを誘ってました。
なかなか他の子がしないポーズですよね(^^)。
そして白浜一の美白美少女、愛浜です。
愛浜はイベントがあった関係上、屋外奥に居ることが多かったです。
やはりあ~たんも、笹を食べている最中に突然ゴロ~ンと仰向けに転がってしまい、みんなに笑われてました。まるで笑いのツボを心得ているかのようなタイミングです(^^)。
お次は主役の良浜です。イベント中に紹介されたこともあり、TV局の方も入れ替わり撮影されてました。
良浜もカメラを意識してか、手前に陣取っておしとやかに
するはずもなく、足で竹を持ち上げての豪快なお食事シーンとなりました(^^;)。
それでもカメラ目線と笑顔は忘れません(^^)。まだそれなりに食欲はあるようです。
そして最後は永明です。
この日は私も嫁さんも結局永明が起きているところを見ることができませんでしたが、この寝顔!!とても今年20歳になるオスパンダには見えない可愛さですね。
一巡してきて、イベントを終えたところの海浜陽浜です。仲良く座って食事をしていました。
彼らがお祈りをするとしたら、夜に織り姫と彦星が会えることでしょうか、それとも自分たちの弟や妹が産まれてくることでしょうか。どんなことを頼むのでしょうね。
この日の夜は、みんなの願いが通じたのか、こちら大阪や南紀は天の川や織り姫、彦星が見える晴れた夜空となりましたが、皆さまの地域ではいかがでしたか?
そしてもう一つの願い、良浜の出産は今年実現するでしょうか!?この一ヶ月前後、楽しみに見守りたいと思います。
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ところで、こ~んな至福のひととき、パンダバックヤードツアーを夏休み期間中はだれでも事前予約出来ることをご存じですか?
先日パンダ館の掲示板でも記載しましたが、パンダバックヤードツアーが
事前ネット予約出来るようになりました!!
夏休み期間中の7月21日(土)から8月31日(金)までの分が、アドベンHPの
Webストアで発売開始されています。
http://adventureworld.co.jp/webstore/
Webストアは事前に会員登録が必要ですが、先ほど(10日20時頃)覗いたら
まだ土日でも空いているところがありました!!
Webストアにログイン後、上の方にあるチケット一覧をクリックすると
カレンダーが出てきます。その中の希望する日をクリックすると、
チケット選択画面になります。左下のチケットリストから、"アトラクション"を
クリックしましょう。
いろんなアトラクションが出てきますが、真ん中あたりにパンダバックヤードツアー
があります。完売していたら悪しからず。
運良く△か○ならば予約ができます。希望人数を入力してカートに入れ、
クレジット支払いをしましょう。
朝早く行くことのできない遠方の方などには、純粋に絶好の機会だとおもいます。
たぶん事前予約分はそんなに多くないので、すぐに売り切れると思います。
良かったら使ってみてはいかがでしょうか。
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良浜の~んびりお仕事中(2012.06.30)
http://giantpanda.exblog.jp/17716151/
2012-07-01T20:57:00+09:00
2012-07-10T20:27:00+09:00
2012-07-01T20:57:57+09:00
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良浜その他
一方、アドベンでも真真に遅れること約1週間、永明と良浜の間で自然交配が成功していますが、その後良浜の話題はほとんど報道には出てこないですよね。どうなっているんでしょう。昨日6月30日にアドベンに行って参りましたので、その時の様子を紹介します。
この日の午前中の配置は、屋外運動場の手前が海浜陽浜で奥が愛浜、屋内運動場は入口側から梅浜永浜、永明、そして一番奥が明浜でした。なんと良浜は非公開です!!
そしてバックヤードツアー中にバックヤードに入ったときに、この日初めて良浜に逢いました。
良浜も真真と同様、いよいよ出産に備えてバックヤードでゆっくりと・・・
ということはなく、この日はバックヤードツアーの担当でした(^^)。
そして良浜といえばこのパフォーマンス!!目線に注目です。
おやつのためならどこまでも!!良浜ならではの見事な横走りを披露してくれました。
そして昼からは屋外運動場奥の担当です。
上野とは全く対照的にお客さんは誰もいない中、これも良浜お得意の寝姿を
見せてくれました。雨が降り続いているので、まるで干してあった洗濯物を
しまい忘れた(^^;)ようになってます。そんなこんなで誰もいない中、昼過ぎからのびのびと爆睡し続けて16時近く。目を覚まさないので飼育員さんにおやつで起こされました。
ちょっと写真はブレてしまいましたが、良浜はおやつまでもらえて満面の笑みです。
妊娠期間には個体差がありますし、過去良浜が出産したのは9月13日と
8月11日。どちらにしても結論はまだ先のようですね。既に2回の出産を
経験した良浜はすっかりベテランの風貌です。ノウハウ豊かなスタッフにも
囲まれて、普段通りマイペースに過ごしていました(^^)。
今年は東も西も朗報が聞かれると良いですね。
それでは、この日の良浜の様子を動画でお楽しみ下さい。
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幸浜やっぱりファン思い(2012.04.29~05.01)
http://giantpanda.exblog.jp/17673365/
2012-06-19T20:57:00+09:00
2012-07-01T23:04:19+09:00
2012-06-19T20:57:03+09:00
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幸浜その他
_<)。
というわけで、幸浜エリアは屋外での撮影が困難なため、どうしても屋内での撮影が中心になりました。
至近距離だとアドベンのHelloルームにいた頃とさほど変わらないファンサービスを見せてくれます。相変わらず人懐っこいパンダです。
そしていろんな角度から見やすいように配慮でしょうか、父永明の寝食いより仰向けになってタケノコを食べています。
そして一段高いやぐらに上ってお休みです。無意識でしょうが本当にサービスのいい子です。
そんな幸浜の動画を編集しましたので、良かったら見て下さい。
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梅雨!?でもパンダ!!アドベン編(2012.06.10)
http://giantpanda.exblog.jp/17652834/
2012-06-14T22:56:00+09:00
2012-06-23T22:37:51+09:00
2012-06-14T00:07:21+09:00
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愛浜&明浜その他
これは梅雨時パンダシリーズを撮れるかな?と期待していたのですが...。
いや~見事な快晴で暑い暑い!!思いっきり日焼けしてしまいました(^^;)。
そんな中、ウェイクアップタイムに外に出てきたのは、お馴染みあ~たんです。
(ここから久々の妄想モードです)
ところが、一番奥の岩のそばに座って笹を食べて心なしか浮かない表情です。
芝生の上にはおいしそうなタケノコがあり、
偽木のそばにはニンジン、そして
枝の上にもおやつを並べているのですが、何かあったのでしょうか?
愛「花はあ~たんがいちばん似合うもん!!」
・・・どうやら前回、旦旦に花がとても似合うと書いた
ブログの記事を見ていたようです(嘘)。
そういえば、パンダランドは皐月ツツジが満開の季節。運動場内できれいに咲き誇っています。あ~たんに機嫌良くなってもらえるように、サツキとあ~たんのコラボを撮ってみました。
愛「ニコ(^^)」
とても嬉しそうに見えます。
更にはちょっと一眼風に...
愛「ルン♪」
見事などや顔!!ようやく機嫌を直してくれたようです。
上機嫌のあ~たんがおやつの方に向かってきました。
おやつを食べたあとは・・・
ウェイクアップタイムから1時間あまり。待ちに待った甲斐がありました。
ここからいよいよタケノコタイムです\(^^)/。
どうですか、この嬉しそうな顔!!
本当においしそうに食べてくれますね。
もう既にかなりの高温になっていたのですが、タケノコ1本完食するまで我々にかわいいシーンを見せてくれました。
その後はさすがに暑すぎたのですぐに収納になってしまいました。梅雨時期とはいえ、さすがにもう6月になると白浜の晴れた日中は真夏のような日射しですね。あまり外で見られなくなるのは寂しいですね。この看板が活躍する時期はもうそこまで来ているようです。
それでは、ここまでの様子を動画でお楽しみ下さい。
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梅雨でもパンダ!!旦旦編(2012.06.09)
http://giantpanda.exblog.jp/17641300/
2012-06-10T22:50:00+09:00
2012-06-19T21:31:39+09:00
2012-06-10T22:49:34+09:00
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番外編
いつも通りにお気に入りのやぐらの上に上がると、どうやら長~いタケノコを手に取ったようです。
完全に背中を向ける形になりましたので、一番端から見ても横顔になります
(T_T)。それでも、とてもおいしそうにタケノコを食べていました。
あっという間に2本完食です。本当にパンダはタケノコが好きですね~。
ところで、順番が前後してしまいましたが、やぐらに上っている時の旦旦です。王子動物園にはやぐらに上がるはしごのそばに少しですがあじさいがあります。ご承知の通り、ちょうどこの時期きれいな花を咲かせてくれていました。
タケノコを食べ終わって、この位置で笹を食べ始めると...
このようにアジサイと旦旦のコラボが見られます。桜やりんごの木もそうですが、旦旦には花がよく似合います(^^)。
まるで自ら横目でアジサイを楽しんでいるかのようなシーンです。
上野動物園のパンダ舎周辺にアジサイがあったかどうか不勉強で記憶にありませんが、アドベンにはアジサイが近くにありません。この時期旦旦を見に行ったとき、良かったらアジサイとのコラボを狙ってみてはいかがでしょうか。
また、先日の成都旅行の時に2号獣舎で逢うことができた、アトランタ出身の美蘭の動画もUPしましたので、良かったら見て下さい。
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梅梅の肉親たちの近況紹介② ~梅梅の孫編~ (2012.04.29~05.03他)
http://giantpanda.exblog.jp/17618332/
2012-06-05T22:53:00+09:00
2012-06-14T23:01:40+09:00
2012-06-04T18:48:49+09:00
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梅梅その他
奇縁の子5頭->良浜の子4頭・・・の順番で紹介していきます。ご了承下さい。それでは、まずは奇珍の子たちから紹介します。
と言うわけで、トップバッターは奇珍の第1子、珍大です。珍大は2006年8月7日生まれのオスで、映画「51」では楽水という名前で紹介されています。私が最後に珍大に逢ったのは成都基地で2010年のGWです。今も縁大(楽山)と共に暮らしていますので、詳しくは縁大の項目で紹介します。
続きましては、珍大の双子の弟で今年の映画の主役、五一です。
五一のエピソードは映画で有名になりましたので、ここでは割愛します。彼は今、成都基地の新エリア、1号獣舎でのんびりと暮らしています。
現在、ANAのハローツアーで五一のバックヤードに行くことのできるツアーを実施していますが、成都基地滞在中に何度か1号獣舎に入るツアーらしき日本人の方々を拝見しました。ネタバレになるので詳細は記載しませんが、とてもうらやましかったです。これから五一のANAツアーで成都基地に行かれる皆さま、彼が現地で待ってますよ。事前に顔を覚えて行くと愛着が倍増するかもしれません。
奇珍の次の子供は2008年生まれの双子の姉妹です。北京オリンピック期間中に生まれたため、2頭ともオリンピックマスコットキャラクターの名前が付けられました。まずは姉の方を紹介します。名前を貝貝と言います。
貝貝は以前このブログでも紹介しましたが、2010年の9月末から湖南省長沙にある長沙生態動物園にいます。昨年の8月に長沙を訪れたときには、元気に笹を食べる姿を見せてくれました。
貝貝の双子の妹は、名前を歓歓と言います。貝貝と歓歓は2008年の8月10日生まれです。現在歓歓は、同級生の圓子と共に、フランスのボーバル動物園に長期ブリーディングローン中です。
昨年のGWは、歓歓と圓子は成都基地の検疫所にいたため逢うことができませんでしたので、一昨年のGWに太陽産房を訪れたときが、今のところ私にとって歓歓を直接見た最新の姿です。私がパンダ抱っこをした初めてのパンダでもあり、とても愛着のあるパンダです。是非ともフランスで幸せに過ごして欲しいと思います。
次の奇珍の子供は、貝貝歓歓から2つ離れた2010年生まれの双子の姉弟、珍巧と珍好です。彼らは2010年8月6日に生まれました。現在は幼年エリアにいて、同級生7頭と母親役の娅娅と計8頭で、毎日じゃれあいながら暮らしていることと思います。
そして今のところ奇珍の一番小さな子は、2011年8月4日生まれの真真と巧巧の双子の姉弟です。先ほど紹介した通り、奇珍も太陽産房で母親役をしているのですが、奇珍の子供の真真と巧巧は2号獣舎にいて、成績の子供の績大と3頭まとめて大双が面倒を見ています。必ずしも自分の子供を見ているわけではないんですね。
真真は木の上で寝るのが大好きです。お気に入りの場所があるのですが、アドベンパンダランドのベランダよりも高い位置なので収納が大変だろうな~と思いました。一方の巧巧はとてもやんちゃさん。所狭しと走り回ったり大双にバトルを仕掛けたりして、この時は元気はつらつでした。
ここからは奇縁の子供5頭を順に紹介します。まずは思縁からです。思縁は梅梅の初孫で、2004年10月22日生まれ。梅梅が5歳0ヶ月で産んだ奇縁が5歳1ヶ月で産みましたので、梅梅はわずか10歳1ヶ月で初孫ができました。掲示にあるように、この飼育下での最年少初孫記録は未だに破られていません。
思縁は頬からあごにかけて少し小さく、両手(前足)の先が白い毛をしているので、すぐに見分けることができます。
もう思縁も今年で8歳になります。私が今回月亮産房にいる思縁を訪れたときには、体冷やしをしたり、屋外運動場内を所狭しと動き回ったりでんぐり返しをしたりと、繁殖行動の真っ最中でした。今年は無事自然交配を成功させたようですし、梅梅にとって初めてのひ孫ができる日もそう遠くないかもしれませんね。
次に奇縁が出産したのは2006年8月6日です。奇縁が縁大(楽山)と縁小の双子を出産し、奇珍が翌8月7日に珍大(楽水)と珍小(五一)を立て続けに出産したため、五一の体重と併せて当時かなり話題になりました。縁大は、成都基地→安吉竹博園→成都基地→無錫動物園(太湖歓楽園)と移動していますが、ずっと珍大と一緒に暮らしています。
無錫動物園の新聞中心によると、縁大と珍大は2010年9月からの1年レンタル契約だったのですが、来園者投票の結果1年の滞在延長が決まったとのことです。今回成都基地で縁大&珍大の2頭を見かけませんでしたので、恐らく今も無錫動物園にいるのではないでしょうか。ちなみに、リンク先の写真の左側が珍大で、右側が縁大です。下の写真は2010年に一時成都基地に戻っていたときの縁大の写真ですが、一緒に暮らす珍大よりも頬毛等にボリュームがあるのが見分けのポイントです。
続いて縁大(楽山)の双子の弟、縁小を紹介します。彼は昨年と変わらず成都動物園にいました。小さめの顔に大きなアイパッチが特徴的です。
映画「51」でも紹介された通り、五一とじゃれあっている内に骨折してしまい、下半身の毛を剃ってギブスを付けなければいけないほどの怪我をしてしまいましたが、今ではすっかり毛も生えそろって回復したようです。
※ちなみに、縁小骨折当時の熊猫之家ブログ記事はこちらです。手術時の写真等がありますので、苦手な方は閲覧をご遠慮下さい。
よく見れば、奇縁はメス→オスの双子→メスの双子と見事に交互に出産してますね。昨年のGWに、成都基地の2号獣舎で器用に竹を食べていた一番左にいるパンダは、奇縁が2008年に産んだ双子の姉妹の姉の方で、名前を奇福と言います。
奇福は同級生の妮妮(Ni Ni)と共に、昨年の11月に長沙生態動物園に移動しました。我々が長沙を訪れたのが昨年の8月で成都基地はGWですので、奇福とはちょうど昨年のGW以降入れ違いのような形になって逢えていません。
そこで、一昨年に成都基地幼年エリアで暮らしていたときの写真も使用しました。立ちポーズや下の写真のように大の字に寝転がって竹を食べる姿がとてもかわいくて印象的でした。
続いて奇福の双子の妹、奇妙です。以前紹介しましたが、奇福と奇妙は2008年7月26日生まれで、双子ということもありよく似た顔をしています。奇妙は同級生の蜀祥と共に2010年の12月にマカオ石排湾公園に送られました。写真は、昨年の8月にマカオ石排湾公園を訪問したときのものです。
奇妙の現在の名前は心心と言います。余談ですが、北京語読みは(Xin Xin)なので、日本語と発音にそんなに違和感は無いのですが、現地マカオの方言(広東語?)では(Sam Sam)と呼びます。同じく蜀祥は開開に名前が変わりました。北京語読みは(Kai Kai)ですが、マカオでは(Hoi Hoi)と発音しています。初めて聞いたときには訳がわかりませんでした。中国国内でも地方により言葉が通じないというのはよく聞きますが...。やはり中国は広いですね~。
と言うわけで、次はいよいよアドベン。良浜が産んだお馴染みの子供たちの出番です。彼らはいつもブログに登場させているので、今回の記事では少な目にしました。ご了承下さい。まずは2008年9月13日生まれの双子の姉弟、梅浜と永浜です。
こうして梅梅の孫たちの写真を並べていくと、梅ちゃんの顔の丸さと永くんの鼻の長さは際だっていますね。今日も元気に白浜で遊んで食べて眠っていることでしょう。
そして2年後の2010年8月11日に生まれた双子の兄妹がこちら、海浜と陽浜です。梅梅一族用の写真を撮っているのがわかったのか(そんな訳ありません)、5月20日の訪問時には、2頭ですべり台の上で仲良くポーズをとってくれました(^^)。
そして次は、雄浜の初めての子供、大毛です。彼は2008年9月1日に誕生しました。母親の毛毛は初産だったこともあり、うまく大毛を育てることができませんでしたが、飼育員さんの手によって無事に大きく成長し、2010年9月末からは、貝貝と共に長沙生態動物園にレンタル中です。
大毛の写真も昨年8月に長沙を訪れたときのものです。これも以前述べましたが、大毛は飼育下史上初の6世代目のパンダです。雄浜そっくりな風貌もかわいいです。雄浜ファンの私としては、これからの大毛の成長をとても期待しています。
なお、大毛には9月2日生まれの、双子の弟がいました(左記リンク先は熊猫之家)が、生まれたときの体重が40gと軽すぎたこともあり、生後約78時間後の9月5日に亡くなってしまいました。正式名かどうかわかりませんが、兄を大毛、亡くなった弟を二毛と呼び分けていたようです。
そして今回のトリを飾るのは、真ん中で舌を出しているこのパンダ、二喜です。二喜は秋浜の精子を人工授精した二Y頭が2010年7月26日に産んだ子供です。二喜は秋浜にとっては初めての子供ですが、実は二Y頭の第9子です。ただ二Y頭は体が弱く、第5子までは全て未成活であったこともあり、成長した子の中では二Y頭にとって初めての息子です。二喜は比較的早めの7月に生まれたからか、同級生の中では比較的からだが大きく、母親役の娅娅や他の子パンダたちにしょっちゅうケンカを仕掛けるほどやんちゃに成長しています。
下の写真は珍巧と珍好を紹介したときの写真の直後です。二喜の性格をよく表している1枚だと思ったので、室内の檻の中の写真ですがあえて採用しました。
というわけで、2回に分けて梅梅の母から孫まで計32頭を紹介しましたが、覚えて頂けましたか?親子兄弟の似ている点を探してみるのも面白いかもしれません。私もまた成都基地をはじめ各地に逢いに行って動画や写真を撮ってくるつもりですが、皆さまの個体識別に役立てば幸いです。
多くのパンダたちが出てきたので、今回の動画はどれにするか悩みましたが、2010年班の写真が少ないですよね。梅梅の孫たちが一番多く在籍する成都基地幼年エリアにいる、二喜、珍巧、珍好たち7頭と母親役の娅娅のミルクタイムの様子をご覧下さい。中国以外では見られない壮観です。
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梅梅の肉親たちの近況紹介①~親子兄姉妹編 (2012.04.29~05.03他)
http://giantpanda.exblog.jp/17584172/
2012-06-04T18:34:00+09:00
2012-06-14T23:02:59+09:00
2012-05-26T12:40:31+09:00
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梅梅その他
※可能な限り今年撮りたての写真を使っていますが、亡くなっている梅梅自身はもちろん生前のものです。そして今年逢えなかったパンダや移動して成都にいない一部のパンダは、日付を記載して以前の写真を使用しています。一部このブログで過去紹介した写真や内容が重複していますが、ご了承下さい。
梅梅は1994年8月31日に成都動物園で生まれました。梅梅の父母は共に野生出身なので、梅梅の祖父母の詳細はもちろん不明です。そこでまずは梅梅の両親から紹介します。
梅梅の父の林楠は推定1984年生まれで元々は白水江出身の野生パンダです。後に最終所属は臥龍になるのですが、梅梅が生まれた当時は1992年から3年間の白水江から成都動物園へのレンタル中でした。ちなみに、林楠にとって蜀蘭と梅梅の双子の姉妹が初めての子供です。なお、残念ながら林楠は既に2004年7月に八達嶺の野生動物世界で亡くなっています。もちろん私は直接逢ったことがありませんし、調べてみましたが今のところ"これが林楠"と断定出来る写真はありませんでしたので、姿を紹介出来るものがありません。ご了承下さい(もしご存じの方がいたら教えてください)。
続いて、梅梅の母は以前も紹介しましたが蘇蘇といいます。蘇蘇は四川省馬辺自治県出身の野生パンダで1983年生まれと推定されています。
彼女は5子を産み、そのうち科比、蜀蘭、梅梅の1男2女が無事育っています。一時他の施設に貸し出されていましたが、2010年6月に成都に帰ってきました。
既に蘇蘇も29歳。年齢を経た風貌になっていますが、今年も成都動物園で元気そうな姿を見せてくれました。昨年は座って竹を食べる様子も見せてくれましたので、その時の様子も紹介します。
次に、ここからは梅梅の兄弟姉妹たちを紹介します。蘇蘇の第1子と第2子は未成活(死産or生後半年以内に死亡と定義します)だったので、第3子の科比が異父兄ではありますが梅梅の唯一の兄にあたります。
※成都基地に看板明示のあったパンダは、極力掲示と併せて紹介します。
科比は私のブログでも以前紹介したことがありますが、体重140kgを超えていて成都基地でも最大級のパンダです。
そんな科比も永明と同級生なので今年20歳になりますが、今回も産房エリアで元気に暮らしていました。
続いては梅梅の双子の姉、蜀蘭の紹介です。単なるケアレスミスだと思いますが、成都基地の掲示に記載した生年月日が1994年9月30日になってました。正しくは1994年8月31日生まれ※です。
※梅梅と双子なので、当然生年月日は同じか時間差で±1日ずれる程度じゃないと矛盾がありますよね。
林楠と蘇蘇との間に生まれたのは蜀蘭&梅梅姉妹だけでしたので、梅梅にとってはこの蜀蘭が唯一の同父母姉になります。
蜀蘭は2002年に蘭宝、2004年には蘭崽の雄パンダ2頭を出産していますが、その後は子宝に恵まれていません。今年こそ子供が生まれると良いですね。
そして、梅梅には異母弟妹が9頭いますが、そのうち4頭の妹が無事に育ち、それぞれ別の場所で暮らしています。私が逢ったことがあるのは、成都基地で暮らす嬌子です。彼女は1995年8月21日生まれの今年17歳。残念ながら今年は逢えませんでしたが、一昨年に見せてくれた元気な姿を紹介します。
残りの3頭の妹は、アトランタの倫倫(Lun Lun:1997年8月25日生まれ)、ワシントンスミソニアンの美香(Mei Xiang:1998年7月22日生まれ)、そして碧峰峡の優優(You You:1998年8月3日生まれ)です。私は彼女たちには直接逢ったことがありませんので、残念ながら直接紹介出来る写真はありません。もしよろしければ、リンク先にある施設公式HPの写真や動画で顔をご確認下さい。
それではどんどん続けます。今度は梅梅の子供たちです。いよいよ白浜ファミリーが出てきますね!!まず最初は奇珍です。
奇珍は1999年9月4日生まれですので、早いものでもう今年13歳になります。すっかり有名な話になりましたが、初産だった梅梅がうまく子育てできずに7針縫う大怪我をさせてしまい、そこから無事助かったことから七針と中国語で発音の近い奇珍という名前になりました。
奇珍は既に4男4女の8頭を産んだベテランお母さんです。昨年も双子を出産し、現在はパンダ抱っこで有名な太陽産房の大熊猫幼稚園にいて、別のお母さんが産んだ3頭の昨年生まれの子パンダを育てています。下の写真の子パンダは、成績の子供で績小(六一)といいます。余談ですが、今一番観光客が集まる目立つエリアにいますので、ダイナースクラブが発行する「SIGNATURE」という冊子の2012年6月号の表紙に採用されたのは奇珍だと私は思っています。興味のある方は、SIGNATURE No.70の表紙写真、と上の写真を比較して下さい。
続きまして、奇珍の双子の妹の奇縁を紹介します。細かい話ですが、掲示上は1999年9月4日生まれとなっていますが、確か奇珍出産後、日付をこえて(1時27分)出産したはずですので、9月5日生まれが正しいと思います。
今回は奇縁がどこにいるのかよくわからず、更に亜成年エリアにいるとわかってからも、いつも草や木で視界から遠く離れた奥の方で食事をしたり寝たりしていたので、ほとんど見ることができませんでした。
ようやく見ることができたのは最終日の5月3日で、しかも土砂降りの中で寝っ転がってタケノコを食べているところでした。そのまますぐにいなくなってしまいましたので、今回の奇縁の写真は寝食いシーンのみになってしまいました...。
一昨年には太陽産房で笹を食べるシーンが見られましたので、その時の写真も一枚紹介します。彼女は現在までに2男3女を出産しています。
お次はいよいよお馴染み!!この看板です。
アドベンで初めて生まれた良浜は梅梅の第3子。奇珍、奇縁姉妹と同じく父は哈蘭(哈藍)です。ご承知の通り、良浜も姉たちに負けずに2男2女を出産しており、今年も永明との自然交配を成功させているので、出産が期待されます。
今回は、先日5月20日に訪問したときの写真を採用しましたが、この時はタケノコシーズン真っ最中!!嬉しそうにタケノコを食べていました。
良浜の次は梅梅の第四子にして初めての男の子、そして永明との間に初めて生まれた子である雄浜の紹介です。ご承知のことと思いますが、雄浜は飼育下で世界で初めて冬季(12月)に生まれたパンダです。また看板の説明文にある通り、永明が飼育下四世代目のパンダなのですが、当時他の四世代目のパンダにまだ子供が生まれていなかったため、雄浜は飼育下で世界初の五世代目のパンダという記録も持っています。
今回の成都訪問時、雄浜は成年エリアにいましたが、繁殖行動のピークではないかな?と言うような行動を見せていました。観客側から遥か遠くにある隣のエリアとの境界線付近で、何度も往復する行動を見せていたからです。
飼育員さんがパンダケーキで雄浜を呼んだときに、ようやくこちらにやって来たのですが、パンダケーキには結局興味を示しませんでした。これも繁殖ピーク時に見られる特徴の一つですが、口から白い泡を出しているのが見えるでしょうか。
夕方になって新鮮なタケノコを投げ入れてくれたので、ようやく近くに雄浜がやってきてくれました\(^^)/。
先日紹介した泰山もきれいな目をしていましたが、私は雄浜がこちらを見つめるときのあどけない目が大好きです(^^)。結局今年は繁殖活動に参加しなかったらしいのですが、まだ今年11歳です。これからの繁殖に期待しています。
その次は、日本初の双子パンダの兄、隆浜を紹介します。梅梅の双子同時子育てのエピソードは、掲示にしっかりと書かれていましたので、読みにくいかもしれませんがご参照下さい。
隆浜は昨年と同じく、14号獣舎の手前側にいました。ここは入口から一番近く、歩いて上がったり帰る直前の観光客がよく訪れます。
高温時や清掃時等には隣接する屋内エリアに入りますが、ここも一般客が見ることができます。天候や時間帯によらず、一日中見ることができるのは嬉しいです。
ですので、マイペースな隆浜が屋外側からこのように壁に顔を突っ込んで寝ていても、
屋内側から見ればこの通り。真っ正面で見放題でした(^^)。
隆浜も今年で9歳になります。今年はついに採精を行うことが出来たと伺っています。秋浜に先を越されたものの、隆浜の子供も是非とも見てみたいですね。
お次は双子の弟秋浜ですが、何故か繁育基地の秋浜のエリアには別パンダの掲示がありました...。しょうがないので、アドベン時代の看板を使ってみました。懐かしいですね。
成都からの速報でお知らせした通り、秋浜は成都基地の月亮産房にいて、相変わらずの社長ポーズで出迎えてくれました。
タケノコを食べるときに、一見パンダ座りをしているように見せかけて、丸太にもたれて座っているのもいつも通りですね(^^;)。
これも成都からお知らせした通称"パンダ釣り"のシーンです。
パンダケーキにつられて中央までやってくるのですが、先日お知らせした通り、この後立ち上がらないまま飼育員さんからパンダケーキをもらっていました。
というわけで、どうやらまだ自然交配能力はなさそうですが、小耳に挟んだ情報では今年も人工授精には参加しているようです。次回出てきますが、人工受精でできた子供の二喜も逞しく、そして可愛く成長しています。白浜四兄弟の中で今年唯一産房エリアにいましたし、これからも元気に繁殖活動頑張って欲しいと思いました。
そして、次の弟の幸浜も成都基地に掲示がなかったので、懐かしのアドベン看板で紹介をはじめます。
幸浜がアドベンをあとにしてから早2年。もう今年で7歳になるんですね。今年は残念ながらまだ繁殖活動に参加しなかったようです。
体は一回り大きくなった気がしますが、こちらを見つめる目は昔のままでかわいいですね。
幸浜が今回いたのは14号獣舎の2つあるエリアの奥の方でした。元々遠いのでかなりの倍率でないと見にくいのですが、今年は草木が生えすぎです(^^;)。屋外に出ると隆浜側から見ることはほぼ不可能に近い状態でした...。
というわけで、屋外のシーンは、いつも通りに三脚を伸ばして3mぐらいありそうな塀の上から撮ってきました。幸浜はとても気持ちよさそうに微睡んでいました。
以前紹介したように、屋内で食事をするときが幸浜のファンサービスタイム!!しっかりとお客さんから見えるようにポーズをとりながらタケノコを食べていました。ただ、お客さんのマナーが悪く、相変わらずガラスは叩くしフラッシュの嵐...。隆浜の屋内エリアにはフラッシュ禁止の明示があるのですが、幸浜の屋内エリアにはフラッシュ禁止の明示がなく、無法地帯と化しています。是非とも全てのガラスにフラッシュ禁止&ガラス面を叩かない旨の明示を期待します。
そして次は再び日本に戻って、愛浜明浜の紹介です。まずは愛浜からです。
愛浜は、先日5月20日のアドベン訪問時にはバックヤードツアーの担当でした。機嫌良くお客さんのリクエストに応えて、きれいな2足立ちを披露してくれました。
昼からは屋内運動場に出てきて、タケノコをもらってご満悦です。愛浜も今年でもう6歳ですね。お婿さんが来るのか?それとも成都に行くことになるのか?これからの動向に注目です。
梅梅の最後の子供は、やはりアドベン在住のこの方、明浜です。
ご承知のことと思いますが、明浜は愛浜と共に2006年の12月23日に生まれました。飼育下史上初の冬季双子出産であり、1年を1月1日~12月31日で見た場合に、明浜が飼育下で最も遅い誕生日のパンダということになります。
この日(5月20日)はウェイクアップタイムで屋外運動場担当だった明くん。大きなタケノコをもらって、目を閉じながら最後まで味わってました。
どうですか、本当においしそうな顔だと思いませんか。明くんも間もなく大人の仲間入りをすることでしょう。いいお嫁さんが見つかることを期待しています。
さぁこれから孫も!!というところで、ブログの文字制限で引っかかりましたので、ここで2つに分けます。母親の蘇蘇から末っ子の明浜まで一気に紹介してみましたが、いかがでしょうか。住んでいるところが異なりますので、一カ所でまとめて顔写真入りで紹介されているケースはあまりないと思います。参考までに、梅梅一族の家系図を簡単に書いてみました。もし良ければご参照下さい。次回は世界中で暮らしている19頭の孫たちを順番に紹介していきます。お楽しみに。
※梅梅やその肉親たちのプロフィールは、過去暮らしていた or 現在暮らしている施設からの引用情報でも、ちょくちょく誤りが含まれています。私の情報も複数の資料比較を行い、可能な限り正確を期していますが、誤りが含まれているかもしれません。その際はご容赦下さい。誤り等を発見された場合は、是非コメント欄でご指摘頂ければ幸いです。]]>
【NEW:動画追加】泰山、発情行動中!?(2012.05.04)
http://giantpanda.exblog.jp/17578882/
2012-05-24T22:29:00+09:00
2012-05-24T23:39:44+09:00
2012-05-24T22:28:46+09:00
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番外編
前回にも少し紹介しましたが、最初に泰山の所に行ったとき、彼は木に抱きついた状態で出迎えてくれました。
そしていきなりのマーキング(^^;)。少々興奮していたようです。
もう立派なお年頃なので、この時期発情行動をとっていても全く不思議はないですよね。ぶれていて申し訳ありませんが、座った瞬間の笑顔がかわいかったので載せちゃいました。
ご存じの方も多いと思いますが、簡単にプロフィールを紹介します。泰山は2005年7月9日生まれなので今年7歳になります。幸浜や力力&真真と同級生ですね。お父さんは添添、お母さんは美香で、両親ともワシントンのスミソニアン動物園で暮らしています。
彼は正面を向いたときの瞳が吸い込まれそうなほど綺麗ですね。成年になろうとする雄パンダですが、”かわいい”という表現がぴったりです。
ボランティアの方が屋外をお掃除している最中は、屋内に入って大人しくお食事です。
そして掃除が終わると再び屋外へ。ライブカメラでも見ることができる、いつもの場所に腰を下ろしておいしそうに竹を食べ続けていました。
ここまでの様子を動画でお楽しみ下さい。
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碧峰峡幼稚園の2010年生まれ子パンダたち (2012.05.04)
http://giantpanda.exblog.jp/17529252/
2012-05-11T22:02:00+09:00
2012-05-24T23:20:39+09:00
2012-05-11T22:02:09+09:00
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番外編
(白熊坪、幼稚園&繁殖場、豹子山)のうち、真ん中にある幼稚園エリアに住む
2010年生まれの仔パンダ4頭を紹介いたします。
まずは恒例の、案内板を用いた説明です。残念ながら、ここ碧峰峡の案内板は
区割りが正確ではないようですので、仕切りの壁を赤線で書いてみました。
今回の舞台である熊猫幼稚園は、左下の2011年生まれの2頭が暮らすエリアと、右上の2010年生まれ4頭が暮らすエリアがあります。
下の写真は、zhi chun, qing shan, zhao yang & ao aoと書かれている
exploreのLIVE CAMをご覧になったことのある方には、おなじみの風景ではないでしょうか。上の案内板に黄色の丸と矢印で書いた位置に、LIVE CAMのカメラが設置されているようでした。
このエリアで暮らすのは、張卡と茜茜が2011年に生んだ子供です。まだ里親がいないため、それぞれ小張卡、小茜茜と呼ばれていると伺いました。この時は2頭とも中央付近の木に登ってお昼寝中でした。
この幼稚園エリアには、丘の中腹あたりにコンクリート製の壁があり、2つのエリアに分かれています。さらにその奥に運動場が少し見えますがわかりますか?この奥のエリアには、先ほど書いた2010年生まれのzhi chun, qing shan,
zhao yang & ao aoの4頭が暮らしています。
但し、この4頭が実際に遊んでいるのは、ほとんどが先ほどの案内板でピンク色の楕円で囲ったエリア(下の写真の場所)ですので、LIVE CAMから彼ら4頭の姿を確認することは少ないと思います。
そこで今回は、この4頭を見分け方法やプロフィールも交えながら紹介します。
一生懸命筆談で数回確認したつもりですが、もし間違えていたらご容赦下さい。
お気づきの点はご指摘頂けると嬉しいです。
※まだ父親未確定(MULTIPLE)の子もいますので、父親の名前は割愛します。ご了承下さい。
まずはじめにタケノコを片手にカメラ目線を向けてくれたこの子から紹介します。
この子は2010年10月19日生まれの雌パンダで、名前は知春(Zhi Chun)といいます。出生時の体重は115.6g。母親は優優ですので、四川大地震で残念ながら途中で終了してしまった、懐かしい3代目となりの子ぱんだブログの苺ちゃん[現在の戸籍名は新妮児(Xin NiEr)]の妹にあたります。
知春は、丸顔でアイパッチが小さいため、顔のパーツが他の3頭に比べて中央にコンパクトに集まっているように見えます。
私がこの日見た限りでは、知春の性格は陽浜タイプでした。
つまり、ひとり遊びが好きでマイペース。原則他のパンダがいない方へ移動します。特に屋内への出入り口付近か、右奥にある小屋の上が好きなようで、食事時以外はどちらかで寝ていることが多かったです。
続きまして、青山(Qing Shan)を紹介します。
青山は、2010年8月14日生まれの雄パンダで、出生時の体重は155.1g。母親の梅清が8歳で初めて授かった子供です。
顔が面長なのが青山の最大の特徴で、他にアイパッチのくびれというかハネが大きいという特徴でも区別が付くかもしれません。
性格はひとことで言えば明浜タイプでしょうか。青山は他の子にちょっかいを出すシーンも多々見られるのですが、時折ひとりになって空を見上げてボーッとすることがありました。面長な顔といい、どこかの白浜ブラザーズを思い出してしまいます(^^;)。
3頭目は頬毛が比較的豊かでアイパッチが細くてシャープな傲傲(Ao Ao)を紹介します。
傲傲は、2010年8月1日生まれの雄パンダで、出生時の体重は148.5gです。母親の水秀は推定2003年±2歳。北川県出身の野生のパンダで、四川大地震の約2ヶ月前に臥龍へ、そしてその1年後の2009年3月に碧峰峡へやってきました。私の推測ですが、推定年齢から考えると恐らく水秀も今回が初めての出産と思われます。
1頭1頭見比べて頂くためになるべく単独で写っている写真を探したのですが、傲傲はほとんど単独で写っているものがありませんでした。というのも、傲傲は後ほど紹介する朝陽(Zhao Yang)とほとんど一緒で、暇があったら他の子たちも巻き込んでバトルを繰り返していたからなんです。先ほどの単独写真は、実は朝陽を坂の下に引きずり降ろして勝利のポーズをとった所と、さらに朝陽を追いかけて自分も坂の下に降りているところなんです。
上下の写真とも左が傲傲、右が朝陽です。竹を食べるときや寝ているときまで一緒でしたので、このまま朝陽の紹介を続けます。
朝陽は2010年7月27日生まれの雄パンダで、出生時の体重は135g。母親の菊笑は梅清と同級生で、2010年に仲良く初出産となりました。
顔の輪郭が丸というよりやや横長に近く、アイパッチの間隔が比較的広くて漢数字の八の字に近く、傲傲よりはアイパッチの下の端が丸みを帯びています。個人的には朝陽が一番区別をつけやすいのですが、言葉で説明するのは難しいですね。
先ほど述べたとおり朝陽も単独で写っている写真がほとんどありません。下の写真は傲傲に落とされた後、目の前にあった池の水を飲んでいるところです。
どうですか?皆さま区別はつくようになってきましたか?この後、複数で写っている写真を何枚か紹介します。あえて名前は書きません。せっかくなので、見分けにチャレンジして頂ければ嬉しいです。
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