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雄浜そっくり!!(^^)(2011.08.13~15)

 今年のお盆の期間、皆さまどのように過ごされましたか。自慢モードになりすみません。実は我々は、海浜陽浜のお誕生日会の翌日に関空から出国して、中国、香港、マカオ、台湾に暮らすパンダたちに逢いに行って参りました。

有効期限直前のJALマイルが44000マイルだった関係上、どうやっても成都まで×2名は届きませんでしたので、中国では絶対に行きたかった長沙のみに絞って、前記の3カ所も経由するルートにしました。今回はまず長沙で暮らすパンダを紹介します。自らの忘備録と今後訪れる方の為に、パンダに辿り着くまでの周りの雰囲気も交えながら紹介します。何故長沙?という方も、もう少しだけおつきあい下さい。

 長沙市は中国の真ん中やや南方の湖南省の省都で、人口は約650万人です。上海や広州等と比べると、まだ地下鉄等の鉄道は十分に普及しているとは言えず、移動はバスかタクシーが中心になります。市内各地で地下鉄の敷設工事が行われていました。
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今回訪れた長沙生態動物園は長沙市の南部の郊外にあり、市街地のホテルからタクシーだと約30分、バスだと約1時間の距離です。シムズから成都基地にバスで向かうのとほぼ同じぐらいの感覚です。

長沙生態動物園に向かうバス路線は少なく、正直長沙生態動物園の周りは何もないところなので、帰りはほとんど正規のタクシーは拾えません。従いまして、値段と場所を直接非正規の方と交渉できる人は問題ありませんが、中国語はおろか英語もろくにわからない我々は数少ないバス路線を使って移動しました。我々が使ったのはこの125路バスです。20分おきに出ているようですが、エアコンはありません(;´O`)。車内では普通の傘を差して日射しを遮っている方が多かったです。
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せっかくなので、車内にあったバス停一覧も紹介します。上列が市街地から南(暮雲鎮)への往路用、下列が逆に北への復路です。バスの乗り方や料金体系は成都と同じで、125路はひとり片道2元(約24円)です。
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長沙生態動物園に近づくと、大きな案内看板が何度か出てきます。どうでも良いですが、表示されている距離が残り2180mなどとやたら詳細です(^^;)。看板を見ると、ここではパンダより象がメインなのかもしれませんね。
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道の反対側にこの赤い屋根の建物が見えてくれば、目指す長沙生態動物公園です。降りる準備をして出口に向かいましょう。
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なお、長沙生態動物園の前を通る道は8車線もあります。信号はありません(>_<)。バス停を降りてから横断するのは大変なので注意が必要です。また、工事中のためでしょうか、帰りのバス停表示がある場所にはバスが止まってくれません。1本見逃すと20分後までバスが来ませんので、気をつけて下さい。下に簡単な地図を作ってみましたので、もし行かれる方は参考にしていただければ幸いです。
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ここが昨年10月に開園したばかりの長沙生態動物園正面入口です。やはり象と噴水が出迎えてくれました。
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すぐ右側にチケット売り場があります。大熊猫館は歩行区にあるので、パンダだけを見るならば大門門票45元(約540円)で入場可能です。
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手に入れた入場券です。入場券はパンダがメインでした\(^^)/。
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上海動物園もそうでしたが、 反対側を見ると入場券は絵はがきになってます。
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そして園内の案内図を発見!!推奨順路が書いてありますが、順路通り行けば大熊猫館は最後のほうです。パンダ目当てでここまで来た我々は、当然推奨順路を無視(^^;)。逆に左側から回れば比較的すぐそばにあります。
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長沙黄花国際空港から昼食時間を含めておよそ4時間、タクシーでホテルに着いて大荷物を一旦下ろしてから、まるで罰ゲームのような暑いバス(^^;)を乗りついではるばるやってきました!!ようやく大熊猫館が見えてきました。
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長沙生態動物園大熊猫館の屋内運動場は2部屋あり、手前の広い方はアドベンで良浜&海浜陽浜が暮らす屋内運動場2号室とほぼ同じぐらいの広さで、半円状をしています。昨年10月にオープンしたばかりのはずですが、ご覧の通り壁のペンキが室内外とも剥がれたところもあり、ガラスは内側の水垢がひどく、残念ながらお世辞にも綺麗な施設とは言えない状態でした。
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もう一つの屋内運動場が左奥に見えていますが、広さはアドベンでいえば永明や愛浜明浜が交替で出てくる屋内運動場4号室と同じぐらいの広さです。広い方の部屋を掃除するときに移動させていました。
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反対に左奥から右手前側を見たらこのようになります。大熊猫館には土産物屋さんがありますが、成都基地や北京動物園で見たようなものばかりで、ここで暮らすパンダたちのグッズはありませんでした...。
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前置きが長くなってしまいましたが、いよいよ長沙生態動物園で暮らすパンダたちを紹介します。ここには梅浜永浜と同級生の、今年3歳になる雌雄のパンダ2頭がいます。
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まずは雄パンダのほうですが、この風貌、誰かに似ていませんか?
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彼こそ2008年9月1日生まれの大毛(Da Mao)です。アドベンで見聞きしたことのある方もおられると思いますが、雄浜の初めての子供であり、もちろん永明にとっても初孫です。
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大毛はこの長沙生態動物園がオープンする昨年秋にこの長沙にやってきました。実は長沙生態動物園の公式HP開設時に掲載されている写真ですぐに彼には気づきましたので、昨年から大毛に逢うために計画を練ってました。今回久しぶりに大毛を見た瞬間、あまりにも雄浜に似ているのでびっくりしました。
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どれだけ似ているか皆さまにも見て頂けるように、今年のGWに成都基地で逢うことが出来た雄浜の写真を探して、親子で同じ方向を向いている写真を並べてみました。どうですか?よく似た父子だと思いませんか?
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大毛は、父の雄浜、祖父の永明、そして曾祖父の良良と、3世代続けて飼育下で生まれながら自然交配が出来る優秀な雄パンダの家系に生まれました。さらに世界初の飼育下6世代目のパンダでもあります。雄浜ファンの身びいきを抜きにしても、非常に希少な血を受け継ぐパンダですので、今後の繁殖活動が期待されます。

続いてもう一頭の雌パンダを紹介します。笑顔のかわいい丸顔のこの子は、2008年8月10日生まれの貝貝(Bei Bei)といいます。
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彼女は北京オリンピック開会後に成都基地で初めて生まれたことを記念し、北京オリンピックのマスコットキャラクター5体のうち、水と魚をモチーフにした"福娃貝貝"から名付けられました。
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彼女の父親は琳琳、母親は奇珍です。つまり、貝貝は上野動物園の真真の妹であり、またアドベンの我らが梅梅の孫でもあります。余談ですが、上野ペアとアドベンファミリーの両方に2親等以内の血縁がある雌パンダは、貝貝と歓歓の双子の姉妹2頭だけなんです。
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念のために、飼育員さんにお会いできたので、筆談で名前を聞いてみました。大毛はここでは小双と呼ばれているようです。
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大毛と貝貝はいとこ同士で、とても仲良しです。特に貝貝が大毛に寄り添って甘えるようなシーンを何度か見ることが出来ました。
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とても微笑ましい2頭です。昨年の成都基地でも、大毛は同じ梅梅の孫の奇妙(マカオの心心)に甘えられていましたし、優しい性格なのかもしれません。
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それでも3歳齢といえばやんちゃ盛り!!プロレスをしてじゃれている姿も見られました。
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隣の小部屋で食事をねだっている2頭です。この時、飼育員さんたちは広い方の部屋を掃除していたのですが、すぐにパンダケーキをあげに戻っていました。
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食べるものがなくなり、たたずんでいるときも...
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ほぼ1時間おきに笹の補充が実施されていました。外壁やガラス面はもう少し丁寧に維持してほしいものですが、比較的頻繁に給餌されているなという点では、私は好印象をもちました。
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2頭ともこれからも仲良く、元気に成長するんだよ(^^)。
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※水垢のおかげで、ソフトな仕上がりの写真になりました(^^;)。
by to_chan2 | 2011-08-30 18:58 | 番外編

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